ストーリーを感じるものづくり

COLUMN

ダブルループは代表の山岸厚氏と太田敬子氏を中心にわずか数名で運営するバッグブランド。かつて故・藤巻幸大氏がバイヤーとして訪れた展示会で一目惚れしたデザインはもちろん、縫製、梱包、発送に至るまで全工程を自分たちで手がけ、縫い目の一つ一つにまで心を配っています。"たとえ非効率でも全てに自分たちの手を加えたい。購入してくださったお客様一人一人に向けて手作りできるのがダブルループの強み"そう言い切れる仕事に対する信念を持ち、その姿勢を貫き続けていくことが、衰退を続ける日本のものづくりを支えているのではないでしょうか。

ともに成長する大人たちに贈るトート

年齢を重ねるごとに、ワードローブは変化し、それに伴い手にするバッグもカジュアルだけでは物足りなくなるシーンも増えていきます。このBoarding(搭乗)と名付けられたトートバッグは、一見するとシンプルでベーシックなバッグですが、毎日が旅気分というコンセプトからもうかがえるように、随所に遊び心をプラスしており、年々変わりゆくコーディネートにも幅広く対応できます。側面のスナップボタンの位置を変えることでボストン風のシルエットも楽しめ、さらに多くのシーンで活躍してくれそうです。

感覚的な部分も大事に製作

持ち手テープには耐久性の高い飛行機のシートベルト素材を採用するなど、機能性の高さもこのバッグの特徴。でも、何よりも大切にしているのは、持っていてかっこいい、楽しい気分になれるといったような感覚的な部分なのだそうです。量産が当たり前になったもの作りの現場で、ともすれば置き去りにされてしまいそうなところですが、シンプルに、使い手が使いたくなるものを作るというもの作りの真髄を教えられた気持ちになりました。人が作り、人が使うものだからこそ直感的に感じる感覚は大事だなと思わされます。

雨の多い日本でも安心

梅雨にゲリラ豪雨、、雨の多い日本でも安心なのは、テントなどのアウトドア製品に使われる撥水加工の生地を使用しているから。家を出るときに雨が降りそうだと、気になるのはバッグと靴ですよね。どちらも革だと水濡れや後に残るシミなどが気になってしまうし、キャンバス地とかでは心もとないし。ここはやはり撥水、防水にこだわった生地の出番なのです。憂鬱になりがちな雨の日のお出かけも、水に強いアイテムを持っているだけで安心で楽しくなりそうな気がしてくるから不思議です。毎日を旅するように、うきうきした気持ちで過ごせるように、このバッグには作り手のあたたかい気持ちがたくさん詰まっているようです。

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